車中泊DIYその15「二段ベッド改良してみた」(NV350キャラバン)
前回の車中泊での反省から
- 二段ベッドの高さ変更
- 二段ベッドの転落防止
を行う
二段ベッド高さ変更
元々の二段ベッドの高さが、下のベッドから30cmほどであった
30cmというのは、こたつの内高さより少し高いぐらい
このままでは大人が寝るには窮屈なので木材をビスで取り付け10cmほど高さをあげる
高さが40cmほどになると、下のベッドで寝返りをするのが楽な高さとなった
二段ベッド転落防止
二段ベッドは、80cm✕140cmと子供が一人寝るのに十分な広さだが
寝返りの多い息子(10kg)が落下し、胸~顔面あたりに直撃する
そのため下図のように構造用合板の余りを加工し、柵を作った
画像にある収納棚は、また後日紹介します
転落防止柵を作ってからは、息子が落ちて来ることはなくなった
次回は、もうひとりの息子の就寝スペースを作るために、ベッドを拡張していく
車中泊DIYその14「車中泊テストしてみた」(NV350キャラバン)
車中泊先
前回までで、車両の断熱化が終わり、かなり車内が快適になってきたので、ためしに車中泊をしてみた
車中泊先は、「神戸市しあわせの村」
温泉施設やプール、オートキャンプ場まである神戸市の施設
子育て応援として、18歳未満の子供を連れている場合駐車場料(500円)が無料になる
筆者は神戸市に住んでいるため、車中泊中にトラブルがあったとしても、帰れるようにこの施設を選んだ
車中泊してみて
断熱効果
今までの断熱材に加え、就寝時は全窓に切り抜いた断熱材をはめ込んだ
11月での車中泊で車外はそこそこ冷えていた(多分10℃ぐらい)が、中の温度計は20℃を超えており快適であった
子どもたちも朝まで基本寝続けていた(途中アクシデントはあったが、、、)
ただ、窓付近の結露があったので、カーテンを設けるなど工夫の余地はあるかたちとなった
就寝スペース
車中泊は、大人2人未就学児童2人の計4人で下図のような形で行った
一見大丈夫なように見える
寝始めたときはよく眠れると思ったが違った
まず、一段目ベッドだが、子供が寝返りにより、めちゃくちゃ蹴られる
寝そべるだけでは140cm幅内に大人2人子供1人はできるが、快適に寝るには大人2人が限界であった
そして二段ベッド
子供1人に80cmは十分な広さ(子供2人にすると、寝返りにより喧嘩がおきるので却下)
ただし、こちらも子供の寝返りによって二段ベッドから子供(10kg)が数回落ちてくるという悲劇(痛い!)
また、二段ベッドが高さ30cmぐらいしかないので、上下の窮屈さを感じた
という結果で、中断して帰ることはなかったが、残念ながら快適に寝ることができなかった
あと収納スペースが少ない
図には書いていないが、セカンドシート部分に荷物を置いていた
収納スペースが増えると、セカンドシート部分でベット面積を増やせる
今回の車中泊で改善点として
- 二段ベッドの転落防止
- 二段ベッドの高さ変更
- ベット面積の拡大
- 収納スペース増やす
- カーテンなどでさらなる断熱
ことが挙げられる
次回からはこれらの改善に取りかかる
車中泊DIYその13「運転席下を断熱してみた」(NV350キャラバン)
前回サイドステップの断熱を行ったので、最後に運転席したの断熱を行う
【断熱化手順】
運転席下の断熱は、エンジン熱をカットすることができるので、キャプオーバータイプの車には効果が高い
助手席+補助席取り外し、断熱化
↓このページを参考にシートを外した
キャラバンのエンジン点検口は、助手席下となっているのでまずは助手席下の点検口カバーを断熱化する
キャラバンDXの助手席は、補助席座面とつながっているため、
- 助手席+補助席座面
- 補助席シート取り外し
の順で行う
座席の取り外しは座席とシートベルトの固定用ボルトを緩め行う
ついでに座席背面にも断熱材を貼り付けるが、車両の点検口があるので開けるようにしておく
座席を覆い隠すように断熱材を貼り付ける
断熱材を設置できたら座席を元に戻す
運転席取り外し、断熱化+座席床の断熱化
運転席下と座席床に断熱材を貼り付けていく
運転席は助手席と同じように、ボルトを緩め取り外す
運転席に電気コードがつながっているのでカプラーを外すのを忘れずに
運転席前の床も、マットを外すと鉄板が見える
座席床の断熱材はフロアマットで型取りして貼り付けていく
フロアマットは運転席下とつながっている
以上で運転席下の断熱は完了
断熱材貼り付け後、走行してみるとエンジン音が小さくなった
元々のエンジン音はあまり気にしていなかったが、走行時の快適性が増したように思える
車中泊DIYその12「サイドステップ断熱+ウッド調にしてみた」(NV350キャラバン)
前回スライドドアの断熱を行ったので、サイドステップの断熱とウッド調の仕上げを行う
断熱材貼り付け
サイドステップバーとマットを取り外し、断熱材を貼り付けていく
下図のように、キャラバンのサイドステップには工具入れや点検口になっているカバーがあり、後々外せるように注意する
クッションフロア貼り付け
クッションフロアを貼り付けというか、サイドステップの形に合わせてはめ込んでいく
材料が1枚になるようにステップ形状の展開図を考えながらクッションフロアを切り出すのがコツ
切り出したクッションフロアはサイドステップバーを再びつければしっかり固定される
このときも工具入れ等のカバー部分が開けるように注意
また今まで外していたが、フロアマットのステップカバーもタップビスで取り付ける
カバーがはずせるようにフロアマットははめ込むだけ
はじめはサイドステップの側面を気張りし、床も合板を敷く形でやろうとしたが
- 工具用カバーの開け閉めがしにくい
- ステップの幅が小さくなる(数センチがきつい)
- 凹凸が多いので取り付けにくい
- 曲線部は取り付けれない
ということから断念した
断熱材とクッションフロアで1cmもないのでほとんど厚みを取らない
曲線部も貼り付けでき、簡単な作業なので1時間程度でできた
次回、運転席下の断熱を行う
車中泊DIYその11「スライドドア断熱してみた」(NV350キャラバン)
前回までで、荷室空間の断熱が完成したので、スライドドアの断熱に取りかかる
【断熱化手順】
スライドドアは
開口幅:1,085mm
開口高:1,415mm
と結構な面積を占めるので、断熱効果が高いと思う
内装取り外し
断熱材を貼り付けるために、黒い内装カバーを取り外す
ドアノブを引くとボルトが2箇所あるので緩め、内装カバーのピンを取り外すと外れる
断熱材貼り付け
バックドアと同じ要領でパッキンと重なるぐらいはみ出るように貼り付け
スライドドアの端部分は作業スペースが狭いが、隙間なくアルミテープを貼り付け
5mm厚の断熱材との干渉で若干スライドドアの締りが固くなったように思えるが、特に問題はない
また、窓にシェード代わりに断熱材を
シェードは窓の形に合わせたものと、その一回り大きいものを組み合わせ2重にした
(1枚の場合、冬場若干結露する)
次回はサイドステップの断熱化を図るが、ついでに床と同じようにウッド調の内装で仕上げていきたい
車中泊DIYその10「バックドア断熱してみた」(NV350キャラバン)
前回、前々回とで荷室側面の断熱、一部ウッド化を行ったので、バックドアの断熱に取りかかる
【断熱化手順】
内装取り外し
断熱材を貼り付けるために、黒い内装カバーとバックドアワイパー器具のカバーを取り外す
黒い内装カバーは、ドアハンドル部分のネジを外し、ハンドルとカバーを外したあと内装留めのピンを内装外しで抜いていけばとれる
断熱材貼り付け
内装が取れれば断熱材を貼り付けていく
ドアのパッキン付近は、パッキンと重なるぐらいはみ出るように貼り付けた
厚み5mmのシートのため、開閉に問題ない
また、ドア開閉部の点検口は、蓋の裏側に断熱材を貼り付けた
内装パネルには、裏側に断熱材を貼り付け元のピンで固定した
5mmの厚みでピンを差し込むのに力がいったがギリギリ取り付けすることができた(指が痛い)
ついでに荷室の窓の形に断熱材を切りはめ込んだ
このときは窓の断熱材は1枚だが、窓からの冷気がかなり伝わるのでここだけは二重に断熱材をはめ込んだ
正直荷室はバックドアとスライドドアの窓があれば十分明るい
これで荷室の断熱ができたことになる
次回はスライドドアの断熱に取り掛かる
車中泊DIYその9「荷室側面ウッドパネル貼り付けてみた」(NV350キャラバン)
前回、荷室側面の断熱を行ったが、断熱材丸見え部分が広く気になるのでウッドパネルを貼り付けていく
【断熱化手順】
ウッドパネル作成
車体にはビスで穴あけとかはやりたくないので、ウッドパネルはユーティリティーナットで固定するとした
ウッドパネルの作り方は、
- パネルしたい部分に合わせ板材をカットし、ユーティリティーナット部分に8mmの穴を空け
- 上記板材をM6ボルトで取り付け(これが基礎になる)
- 基礎に板を好きなようにビス止めしていく
ビスあとが気になる場合は、一度部材を仮止めして、M6ボルトを外し裏からビスを留めてからM6ボルトを再度取り付ければよい
ちなみに上の画像はgoogleのスケッチアップという建築用の3Dソフトを使用している
昔のバージョンは無料で使え、使用方法も簡単なのでオススメ
上記が完成画像
ころがっているのはメタルシートロールが使用後の残り、まだまだ使うぞ
また、残暑が続いていたのでカーテン代わりに余っているシーツを折りたたみ内装との隙間に挟み込み一時的なカーテン代わりにしてみた
一時的にはこれで十分
次回はバックドアの断熱を行う