TOTO「キッチン」を検討してみた(新築水回り検討②)
を紹介した。
今回は、姫路ショールーム等の写真を交えながらTOTOのキッチンについて紹介する
目次
「ミッテ」と「ザ・クラッソ」
まずはキッチンから
キッチンは、「ミッテ」というグレード
最上級グレードは「ザ・クラッソ」だがそれよりも価格を抑え、シンプルさを重視しているの
ミッテの主な特徴は、下記の①すべり台新区②水ほうき水栓③スーパークリーンフード
である
「ザ・クラッソ」の大きなポイントはそれに加えて
①クリスタルカウンター②きれい除菌水
が選択できることである(ミッテではできない)
クリスタルカウンターは、たしかに美しく手触りがいいし、きれい除菌水(除菌成分(次亜塩素酸)を含む水が生成できること)があれば、手軽に除菌ができる
掛け率について
ただし、最上位モデルにしてしまうと、値段が跳ね上がってしまう
別途詳しく書くが、TOTO等で案内している定価と、工務店に卸す際にはだいぶ価格が変わってくる
工務店に卸す値段を定価に対し掛け率で表すが
例えばミッテが4掛、ザ・クラッソが7掛の場合
ミッテ ・・・定価100万円×0.4= 40万円
ザ・クラッソ・・・定価150万円×0.7=105万円
といった具合に、定価では5割り増しのザ・クラッソが実際の卸値については、ミッテが2個ついてお釣りが帰ってくる計算になる
たいてい最上位モデルは、中グレードモデルよりも卸す数が少ないし、また企業側も最上位モデルの価値を下げたくないので、掛け率が悪くなる傾向である
なので、だいたい中グレード2個以上分の価格でも最上位モデルを入れたい
とか思わなければ工務店がいつも使っているグレードを選択するほうが無難である
ショールーム内
ショールームのミッテの写真がこれ
天板やシンクは人工大理石(画像はシンクがステンレスのもの)
質感はよく特に不満に思うところがなかった
換気扇についても、ワンタッチで清掃ができるように進化していた
天板色について
天板色については、見積もりのテラダークウッドという色を選択した
色については、現場で質感などを確かめ、あとは周りの雰囲気にあうかどうかを3Dで検討して選んだ
床材は基本無垢板を張り巡らす形なので、白が似合うと思ったが、水回り周辺は水はねなどもあるので床材を変えたいと思ったので、台所周りグレー調のものにし、それに合わせてキッチンの色を選択した
食洗機について
私として一番気になっていたところは、独立式の食洗機が取り付けれるのかというところ
食洗機についてはビルドインよりも独立式のほうがいいと思っている
理由は
- 腰をかがめずに出し入れできること
- 故障時に買い替えしやすいこと
- ビルドイン式よりも食器を並べやすいこと
- 開けっ放しにして乾燥できること
である
ビルドインにしたほうがいい利点は
- 見た目がスッキリすること
- 独立式にくらべ作業スペースを取られないこと
見た目を一番にするならビルドイン一択だが、機能性等を重視し独立式にしている
私が持っている食洗機は、
に分岐水栓を取り付けている
一方ミッテの水栓は、水ほうき水栓といった少し特殊な形状をしている
聞いてみたところ、水ほうき水栓には「食洗機用の分岐水栓は取り付けれない」とのことであった
ただし対応策はある
- 水ほうき水栓ではなく、通常の水栓を取り付ける
- 水栓を2ヶ所設ける
である
水ほうき水栓を利用したいため、水栓を2ヶ所設けることにした
価格について
最終的にキッチンは「ミッテ」の食洗機なしで幅2700のものを選択したが、TOTOからの見積もり結果は
1330800円!!
内訳はこんな感じ(食洗機用の水栓は含まず)
ただし、工務店での卸値ではその
4掛け弱ぐらいの値段となった
TOTO製品は他のブログなどを見ると頑張って5掛けぐらいの値段と聞いていたので、だいぶ工務店側で頑張ってくれているのだと思う
そのたショールーム画像(西神ショールーム)
姫路ショールームは、結構混んでいて案内していただきながらではかなり急いで説明をしてもらったため、写真があまり撮れなかった
ショールームは、予約せずとも見て回る分にはいくらでも入れるので、別途西神ショールームでの写真を掲載する(クラッソばかりであるが、おおきな見た目はミッテもあまり変わらない)