田舎で新築3-①「市街化調整区域での建築業者探し(神戸~加古川)ー住宅展示場ー」
前回、建築地が市街化調整区域(新たに建築物を建てることを制限される区域)であることがわかった
ここでもう一度市街化調整区域について
市街化調整区域とは
都市計画法により、線引きされた土地には市街化区域と市街化調整区域に分かれている
(場所によっては区域がない地域もある)
神戸市は政令指定都市のため、すべてが線引きされた土地である
- 市街化区域・・・・すでに市街地を形成している区域や、概ね10年以内に優先して計画的に市街化を図るべき区域、用途地域が設定してあり、一般的な市街地のイメージ
- 市街化調整区域・・自然環境や農地などを保全するとともに、無秩序な開発を防ぐために、市街化を抑制する区域、山や田園風景が広がる
線引きイメージ図(神戸市HPより)
何やら市街化調整区域は建築が難しい地域であるようだが、まずは業者に聞いてみないとわからないので、業者探しからはじめる
業者探しの方法
このあたりで業者探しをした
最終3社以上は見積もりまでもっていきたい
住宅展示場
神戸市~加古川市ぐらいで住宅展示場を回ってみた
住宅展示場は、イベントなども多く実施しており、子供を見てもらえる場所もあるので住宅についてゆっくり考えることができる
行ってみた住宅展示場は下記のとおり
実際のモデルハウスを見ながら、自分の家のイメージを作っていく
気になる業者があれば、見積もりをとってみてもいい
相手も仕事で営業をしているので、話が進めば建物の図面と見積もり一式まで持ってきてくれる
(もちろんそこで断ってもいいし、営業さんも慣れているので気に病む必要もない)
ただし、結論から言うと住宅展示場で見積もりまで至った業者は少なく、断られることが多かった
「他の地場工務店さんのほうが相談に乗ってもらえると思いますよ」
という形で
やっぱり、市街化調整区域での建築が難しいのは
- そもそも、分譲地しか建築していない
- 時間がかかる(利益が出るのも時間がかかる)
- 手続きが、難しい
ということかと思う
特に、よくCMなどをしているハウスメーカーに断られることが多かった
見積もり相談に乗ってくれる業者がいる住宅展示場は、市街化調整区域がそばに多い加古川などのほうが多かったし
結果として、住宅展示場の業者が最終候補まで残ることはなかったが、大変勉強になった
次回、そのほかの方法の業者探しを紹介する