楠(クスノキ)一枚板を仕上げてみた(DIY)
前回銘木屋さんにで購入した一枚板を仕上げていく
まずは楠(クスノキ)から
楠の一枚板は、新築の壁付けカウンター(私の作業机用に)と購入した
なので、当初は片耳は使用しないつもりだったが、
仕上げ途中、思ったよりも両耳ともよいものであったため、
計画変更に、、、
とりあえず仕上げから紹介していく
目次
仕上げ前の状態
仕上げ前の状態でも、きれいな木目がでている
これは仕上げた際の見た目に期待できそう!!
裏面仕上げ
まずは裏面から
見えない箇所になるので、軽くサンダーでやすり掛けしてから蜜蝋を塗る
耳部分
耳部分の皮や割れ部分を削って、やすり掛けをしていく
皮部分は簡単に削れる部分を削っていくと、若干皮が残る部分と残らない部分とに分かれ、まだら模様のようになって特徴的な感じに仕上げれた
表面処理
表面は、サンダーで#320ぐらいまでで形を整え、やりすぎだと思うが#2000までつるつるに仕上げていく
楠は仕上げた一枚板の中で、一番加工が簡単だった
他の一枚板よりも削りやすく、数時間で仕上げることができた
あと、削る最中、樟脳(しょうのう)のいい匂いが漂っていた


あとは蜜蝋を塗るだけ
仕上げると、特徴的な木目(ちぢみ杢?)がでてきた
計画変更?
当初は壁付けカウンターにするため、片耳はとばしてしまう予定であったが、
両耳ともよい木であったため、なんとか新築に使えないかと試行錯誤
下の写真で、左側が仕上げた耳、右側は未着手
試行錯誤した結果、キッチンカウンターとして、壁に埋め込む!
イメージはこんな感じ↓
ちょうど一枚板の節部分に柱を持ってこれそう
もう片耳の仕上げ
方法は、反対側と同じ
傷をノミで削り、やすり掛けをし、蜜蝋を塗る
まとめ
楠(クスノキ)の一枚板を仕上げてみて
(今回のサイズは、L=1250 W=560‐680 T=43)
- 一枚板の中で仕上げが容易
- 木の香りがいい
- 簡単に高級な一枚板のような仕上がりになる
- 縮んだような杢目がでてくる
- 耳の模様も特徴的
といった印象
購入価格は1.7万円だったが
家具屋さんに行くとアウトレットで8万円ぐらい(定価は20万円を超えている)
職人の方が一枚一枚丁寧に仕上げているのだとは思うが、
私はDIYで十分なので、
銘木屋で購入→DIY仕上げが、価格的に最強だと思う
(参考リンク)
使用した電動工具など
ブラックアンドデッカーのベルトサンダー
ベルトサンダーの中ではかなり安価だと思う
オプションのスタンドを使えば、水平に削れたり、また卓上サンダーのように使えるのでかなり便利
ボッシュのランダムアクションサンダー
一応プロ用の青いやつ、アマゾンでたまにセールしている
よく使っているが、特に問題なく使える
また集塵機能もいい
蜜蝋
手入れが必要にはなるが、自然な木の雰囲気を楽しむならこれがいい
大容量がおすすめ