車中泊DIYその31「サブバッテリーからシガーソケットを増設してみた(配線、ギボシ端子圧着)」(NV350キャラバン)
前回の続き
前回は、サブバッテリーからシガーソケットを配線するための材料紹介をした
今回は、実際に配線を行っていく
配線内容
キャラバンのサブバッテリーは、ベッド下に置いている
そこから配線し、セカンドシート前にシガーソケットを配置したい
ここから、車のエンジンを切っていっても使用できる電源を取り出せるようにしたい
(サブバッテリーは、ソーラー充電)
配線は、サイドステップカバーの下に隠す形にする
配線全体はいたってシンプル
シガーソケットから、0.5スケアの配線を伸ばし、ヒューズ(5A)を取り付けるだけ
配線のための端子には
- ギボシ端子雄雌(スリーブ含む)・・・3セット
- 丸形端子(φ8)・・・2つ
を使用した
(参考にしたHP)
圧着工具
ギボシ端子の圧着には圧着工具を使用する
今回は下記の部分を使用してギボシ端子の圧着を行う
ギボシ端子の圧着の順序
①ワイヤーストリッパー(0.75)配線を5mmほど剥く
購入した圧着工具のワイヤーストリッパー最小が0.75だったため、きれいに剥けるか心配だったが、普通にきれいにできた
②スリーブをいれる
スリーブの向きに注意
画像は雌スリーブ
③ギボシ端子の圧着
ギボシ端子の圧着には、銅線部分に圧着させるところと配線カバー部分を圧着させるところにわかれている
この位置を間違えると、電流が流れなかったり、ギボシ端子が外れたりするので注意
ギボシ端子圧着には圧着工具を使うが
銅線部分・・・ダイス(1.25)を使用
配線カバー部分・・・ダイスのINS→2.0→1.25の順で使用
と、箇所によって使用する部分が違う
圧着は、端子がハート型になるように行う
④ ①~③を雄雌両方行い、接続して完成
よく、スリーブの向きを忘れたり、そもそもスリーブを入れることを忘れたりする
そうなったら部品を一つ無駄にするし、最初からになるので注意
配線完成
各端子を取り付けたものがこれ
配線後の様子がこれ
今後、このあたりのごちゃごちゃした感じを直していこうと思う
増設したシガーソケットから、2連のシガーソケット+USBを取り付けている
(ヒューズが10Aのため、配線も10Aにしておけばよかったかもしれない)
ここから、タブレットPCなどをつなげている
夏に向けて12V用の扇風機を増設したので、次のブログで紹介しようと思う
(使用材料)全部で6500円ぐらい
圧着レンチやテスターを持っていると4000円弱でシガーソケットを2箇所はつくれる
(max 5A設定の配線、ヒューズ)
(max 10A設定の配線、ヒューズ)