車中泊DIYその29「使わないノートPCをリアモニターにしてみた、そしてつかなくなった」(NV350キャラバン)
車で移動中に、子どもたちが映画などを見れるようにリアモニターを設置したい
ただ、よく車用についているリアモニター(天井から吊り下げるやつ)はめちゃ高いので、古い使っていないパソコンを使用することにした
約15年前のPC
学生時代に使用していた約15年前のPC
当時はこれでレポートを書いたりしていた
dynabook Qosmioシリーズ <F20 ラインアップ・仕様>
テレビが見れたりと割と便利であったが、地デジ対応ではないのでもう使えない
OSはWindows XPだし、さすがに15年もたつと文鎮化していた
ただDVDや動画ファイルを再生したりはできるので、子どもの映画鑑賞ぐらいには使える
キャラバンには、インバータを載せており、コンセントも使える
設置台
最初は、運転席の中間の部分に設置しようと思ったが、いざ設置してみると肘があたったりと結構邪魔だ
そのため、下図のところにPCの設置台を作ることにした
設置台作成
ただPCを載せるだけなので、適当につくった
必要なものは
- お盆(百均)
- ダンボール
- マジックテープ(百均)
- 滑り止めシート(百均)
のみ
恥ずかしいぐらい適当
作業としては、
めちゃくちゃ簡単!!(手抜き)
古いPCがつかなくなった
途中までは、このPCで映画を鑑賞したりできていたのだが、途中で電源が切れてしまう(インバータ側で安全装置が働く)ようになり、使えなくなってしまった
多分ACアダプターが断線しかけているのだろう
このPCのために新たにアダプターを買うのはもったいない
また、不満として
- 古いのでファンがうっとおしい(消費電力も高い)
- 画面のヒンジ部分がぐらぐらでゆれる(ゴムを噛まして使っていた)
- いちいちインバータのスイッチを入れないといけない
などもあることから、
現在サブ機として使っている、2in1タブレットPC(ASUSU TransBook Mini T102HA)を使用することにした
2年前に3万5000円ぐらいで購入した
これだと、ファンも回らないし、キーボードを取り外し、画面だけキックスタンドで立てて置くことができる
また、USBにより給電できるため、シガーソケットを経由して充電できる(いちいちインバーターのスイッチを入れなくていい)
最近だと、一万円でそこそこのAndroidタブレットが買えるのでそれでプライムビデオとかを見るのもいいかもしれない(プライムビデオの作品は予め本体にダウンロードできるので、オフラインでも見ることができる)
今回設置したpcを、車をとめても常時給電できるように、次回以降はソーラー発電付のサブバッテリーから給電できるコードの配線を行っていこうと思う
山林の樹木伐採してみた
山林の管理
実家の農地で、山林に接したところがあるが、木がかなり農地側に張り出して
- 日射が悪くなる
- 折れた細かい木などが、お米の収穫の際に交じる
などの問題があり、山林の維持管理のためにも(山林も実家の土地)、樹木を一部伐採した
(主に親戚に手伝ってもらった)
伐採後はかなりすっきり
日当たりもよくなった
10m近く高い枝などがあるため、親戚の知り合いが高所作業車で応援してくれた
数本は、根本からチェーンソーで倒し、細かく切って運び出した
木の幹になるとかなり重い
50cmぐらいに切らないと一人で持つのが難しくなる
作業中の写真の木はクヌギの木
この木が小さな枝が風で折れやすい
折れた木がお米の収穫のときに混じってしまい、また半端に重さがあるので、選別できずに残ってしまうことがある
ただ、このクヌギの木は、椎茸づくりの原木に利用できる
また、時期が来れば、椎茸栽培に利用しようと思う
田舎の土地管理について
我が家の実家の部分は今回の伐採でかなり明るくなったが、お隣などはかなり生い茂っている
高齢化により、管理が難しくなってきているのだろう
また、農地に関しては、最近JAに貸しているところも多くなってきた
神戸新聞にも出ていたが、隣の田んぼにもJAに貸している土地にベトナムからの技能実習生が作業をしていた
人や担い手がどんどん少なくなっている中、田舎の広大な土地をどのようにして荒らさずに維持していくのか、、、
難しい問題である
5分で完了?!特別定額給付金(10万円)を申請してみた(5月1日からオンライン申請)
申請受付開始!!
神戸市においては、5月1日より新型コロナにかかる特別定額給付金(10万円)のオンライン申請を開始している
郵送での申請書類は、5月15日(金曜)から6月上旬にかけて、各世帯へ送付予定(神戸市)
各市町村によって申請受付時期など対応は異なっているようで、
「お住いの市町村名 特別定額給付金」で検索してみよう
申請に必要なもの
- 世帯主のマイナンバーカード(4ケタの暗証番号と、6ケタの著名の暗証番号も)
- 振り込み口座の通帳写しなどの画像データ
- パソコンとカードリーダー
基本的にはこの3つだけ
マイナンバーカードを使って確定申告をしたことがある方ならすぐにできると思う
申請方法
まずは、神戸市のHPからオンライン申請用のページへ飛ぶ、その後
①申請の動作確認をする(場合によっては、案内されているアプリをインストールする)
②申請ステップに従い、進めるだけ
(各ステップで必要なもの)
step2以降・・マイナンバーカードに設定した4ケタの暗証番号
step5 ・・口座番号のわかる書類のデータ(通帳のコピーなど)
step7 ・・マイナンバーカードで設定した6ケタの暗証番号
あとは、申請書類のデータをダウンロードして控えておけば完了!!
ものの5分程度で申請が完了した!!
また、世帯主が代表して家族分全員の申請ができるので我が家の場合4人分の申請を行った(申請内に名前を書くだけ)
コロナで大変な毎日を送っているが、できる手続きは早めにやっておこう
古屋リフォームの進め方(耐震診断、耐震化補助など)
田舎での建築方法の
①築70年以上の古屋を、リフォームする方法
②解体して建て替えをする方法
③農地を宅地化し、新築を建てる方法
のうち
「①築70年以上の古屋を、リフォームする方法」
の検討内容のつづき
前回は、建物の状態の目視チェックを行った
今回は、実際に古家のリフォームの進め方
目次
進め方
大まかな進め方としては
- 建物の安全性(耐震化)確保検討
- 耐震診断(無料:神戸市)
- 業者への耐震設計、リフォーム範囲の決定
- リフォーム工事
となる
建物の安全性
リフォームを行うにあたり、一番重要視することは建物の安全性の確保だと思う
いくら見た目のいいリフォームをしても、地震で倒壊する建物では安心して住める住宅ではない
前回の建物状態チェックで、柱などの躯体に劣化が見られたし、まず現代の木造建築の建て方とは全然違うのでしっかり調べないといけない
在来工法と伝統工法について
現代の一般的な住宅の構造は在来工法といって、基礎コンクリート(ベタ基礎)の上に土台固定し、柱など建物を組み立てていく
地震での地盤の動きが直接建物に伝わるので、
建物に筋交いや耐力壁を設け剛にし、「建物そのものを堅くする」ことにより、耐震化を図っている
【メリット・デメリット】建物の「布基礎」と「ベタ基礎」の違いとは? | イエスタ
それに比べ、築70年以上の現在の古屋は、伝統構法といって、石の上にそのまま柱を載せている(固定していない)
建物に使う梁や柱は在来工法のものよりも太く、梁が二重となり、屋根組をガッチリ堅め、瓦屋根の重さで抑えている
柱と基礎が固定されていないので、地震時は地盤の動きが直接伝わらず、建物が別の挙動をとる
この造りは、現在の建築基準法では、耐震評価が難しい
(建築基準法が、在来工法をベースに考えられているため)
在来工法と伝統構法については下記HPがわかりやすい、
耐震診断について
昭和56年5月31日以前に工事着工された、建築基準法改定前の旧基準(いわゆる旧耐震)で建てられた住宅は、耐震性が低い建物が多く、耐震診断の結果約8割が「倒壊の可能性がある」と判定されている
神戸市では、そういった昭和56年5月31日以前の建物の耐震診断を無料で行っている
耐震診断員(建築士)、プロを派遣してくれ、住宅の耐震性を診断をしてくれる
これはすごい!
耐震診断結果は、戸建て住宅の場合立ち会いから1ヶ月程度でしてくれるよう
建築業者も、この耐震診断結果をもとに、リフォームの検討をしてくれる
耐震化の補助について
神戸市においては、住宅の耐震化についての補助もある
工事費においては、戸建て住宅で最大130万円の補助がある
こういった公的補助を利用していき、その分リフォームのグレードを上げていくことができる
問題発生!!
建物の耐震診断を利用しようと思ったのだが、ひとつ大きな問題があった
それは「建物の登記」である
耐震診断を行う書類として、建物登記(建物の権利関係を表す書類)をとったのだが、建物の所有権が随分前に亡くなった曽祖父のままであった
登記の移転ができていないので、その建物の所有権その相続人(子、兄弟すべて)となる
曽祖父の子供だけでも10人兄弟、そのまた子をたどっていくと確認できない人も含めて30人以上いる
つまり、基本的にはこの建物をリフォームするとなると、相続人すべての同意が必要となる!!
権利者が多く、確認できない人もいるので、移転登記も難しい
まあ、ずっと住んできた家なので、リフォームできるであろうが、その後所有権の問題が残り続け、いずれ取り壊しを考えなければならなくなる
取り壊しが決まっている家に大きく費用を費やすのには気が引け、
リフォームという選択肢はなしとなった
(伝統構法で造られた家を残したかったが、、、)
その他の問題点
所有権の問題が解決されたとしても、他に問題点がある
それは「リフォーム費用とローン」である
今回もしリフォームするとなれば内容としては
- 柱や梁の交換
- 屋根の全吹き替え
- 上記以外の耐震化工事
- 水回りの交換(風呂・キッチン・トイレ)
- 内装やり変え
などが考えられる
すべてを行うと、新築が立ちそうな値段になりそうだ
新築を建てる場合ほとんどの人が住宅ローンを組むだろう
新築の場合は、ローンの担保として、建物を設定できるが、リフォームの場合それができないので通常の住宅ローンを借りることができない
リフォームローンもあることはあるが、住宅ローンよりも借り入れ金額が少なく(1000万程度)、条件も厳しくなる
となると、借り入れできない部分の現金を用意しなければならない
まとめ
今回登記やローンの問題により、リフォームは見送ることとなった
古屋リフォームは、しっかりやろうとすると、新築と同じぐらいお金がかかるし、また進めるためのハードルも高い
古屋自体に価値があり、この建物をお金をかけてでも残したいと思えるものがリフォームすべき建物なのだと思う
築70年以上の古屋の建物状態チェック
前回の記事からだいぶ時間がたってしまったが、
田舎での建築方法の
①築70年以上の古屋を、リフォームする方法
②解体して建て替えをする方法
③農地を宅地化し、新築を建てる方法
のうち
「①築70年以上の古屋を、リフォームする方法」
の検討内容を紹介する
目次
建物の維持管理の目安について
建物の維持修繕では、だいたい長くても30年ぐらいで部材の取替などを検討となっている
この母屋は、一度リフォームで
- サッシ取替
- 水回り一式取替
- 部屋によっては内装など一式取替
を行っているらしいが、リフォームといっても
五右衛門風呂・釜戸→ボイラー風呂・床のあるキッチン
といったリフォーム自体も古いものであり、躯体や屋根などは今まで触っていない
なので、築70年も経つと、いろいろなところにガタが来る
まずは、リフォームを検討するにあたって、
建物の状態を目視でチェックする
専門的な知識がなくても、どんなものなのかを見ておくだけで、その後のリフォームにてどんなところに修繕が必要かなどを知る手がかりとなる
写真をとっておけば、業者との打ち合わせ時に具体的に示すこともできる
建物の状態の目視チェック
ここからは、実際に行った建物の目視でのチェックを紹介する
あくまで我流であるので、参考程度にしていただければと思う
外観チェック
まずは外から見て、どこが傷んでいるのかを調べてみる
軒下を見てみると、躯体などに大きな傷みはない
ただ、外壁は漆喰が落ち、下地が見えてしまっていたり、古い建具などは腐っているものもある
また、柱についても、雨が当たりやすいところについては、一部腐っているところもあった(上記写真の左下)
内観チェック
次に内観を見てみる
玄関土間部分の躯体については、健全な状態
ただし、一部部屋の梁には虫食いのあとがあった
また、内壁についても崩れているところが、、、
外から基礎部分のチェック
こちらは、外から基礎部分を覗きこんだ画像
仏間の基礎部分になる
昔の建物なので、コンクリートではなく、石の上にそのまま木造躯体が乗っている
ただ、写真のように、コンクリートブロックの部分もあったのはびっくりした
(床を支える部分なので、ブロックにしているのかな)
中から基礎部分のチェック(基礎ボロボロ)
次にもう一箇所、中から基礎を調べることにした
物置となっている書斎部分の下を調べた
ここは普段入らない部分なので、あまり風も通りしておらず、躯体がどのようになっているのか気になる
物をどけて畳を上げると、野路板(杉板)が敷き詰められている
釘などで留めていないので、野路板をとるだけで基礎部分が見えてくる
野路板を外すと、一部ボロボロになっているところがあった
少し足で蹴っただけで、木材が剥がれ落ちる
また、そこから基礎部分を覗き込むと、明らかに再利用された柱が、、、
この柱もだいぶキている
他の基礎部分も見渡してみたが、なんとも言えない感じ
屋根躯体のチェック
今回調査した母屋は、一部減築しその部分を増築したので、建物を一度ぶった切っている
そのため、屋根躯体のぶった切っている部分も屋根裏から侵入しチェックしてみた
こちらもかなり虫にやられている
まあ70年もたっていたらしかたないのかな
まとめ
今回の目視チェックで
- 外壁、内壁の損傷
- 梁の虫食い
- 柱の劣化
- 屋根躯体の虫食い
などあり、
リフォームするにあたって、躯体もかなり入れ替えしなければならないことがわかった
また、屋根の吹き替えもあるだろうし、しっかりリフォームを行うためには耐震化もしないといけないだろう
(というか昔の石基礎建物の耐震化ってできるのだろうか?)
また、チェック時に再利用されている木材があったが、父に聞くと
昔は建物を建てる際に前の建物の木材を使うことも多かったらしい
なので、再利用されている木材は、その前の茅葺きの建物のときのものらしい
そうなると100年以上前の木材となるので、ボロボロになるのもわかる
建物の状態がわかったので、次は専門家に見てもらおう
次回、神戸市で耐震化の無料診断について紹介する
アンティーク調木製ベンチをの作り方
前回紹介した、アンティーク調木製ベンチの製作過程を紹介する
ベンチ座面の高さ
ベンチの制作過程の前に、ベンチ座面の高さについて少し触れる
ベンチ座面の最適な高さはいろいろな考え方があるだろうが、とりあえず40cmにしておけばだいたいなんとかなる
上記ページに詳しく書いているが日本人で男性は約42センチ、女性は約39センチ
らしい
感覚としては、
- 野外ベンチや立ったり座ったりの回数が多い・・・40~45cm
- 室内で長く座る・・・40cm弱
ぐらいな気がする
寸法や材料
ベンチの寸法は下図のとおり
座面の高さは正確には40cm+板の太さになっている
ベンチの大きさは、外においている野外ベンチを参考にした
野外ベンチに ツーバイフォー(2×4)170cmを4枚置いてみた
隙間を開ければちょうどいい感じになると思う
ベンチの足は太い杉柱の廃材を使用した
野外ベンチと比べると、倍ぐらい太いが、こどもが乗って遊ぶことを想定し
頑丈で重みがあり安定したベンチを目指すため大きめの足にした
廃材を軽くカンナがけし、必要な大きさにカット、材料は
- 座板・・・ツーバイフォー(2✕4)170cm 4本
- 足 ・・・杉柱(3寸角)40cm 6本
- 足や座板の補助材 ・・・角材(45mm角)40cm 6本
- 足のぐらつき防止用補助材 ・・・角材(45mm角)170cm 1本(途中で変更し、170cm板2枚となった)
座板固定
座板の表面にビスを見せたくなかったので、座板を補助材で裏から留める
表面から留めるよりも強度が落ちるので、1箇所につき3つづつビス留めした
材料加工
足となる杉柱を、上記のように加工する
柱の上側・・・先程つくった座板の補助材を挟み込めるようにコの字に切り抜き
柱の下側・・・柱2本で一つの足にするので、足の下側の補助材を留めるようにL字に切り抜き
コの字となる部分は、のこぎりで切るのが難しいので、卓上ボール盤を使用した
父が持っていたもの
で、いつのものかもわからないが、3寸(105mm)厚の柱にセットできた
貫通はしないので、裏表両方に穴を開け、ノミで削った
組み立て、完成
あとは組み立てるだけ
足の補助材は、はじめ角材を使う予定だったが、物を置いたりするスペースにできるように板2枚を補助材に使用した
組み立ての概要は下図のとおり
あとは、ささくれなどが出ないように角をカンナで削り、ヤスリがけし、蜜蝋を塗って完成
このベンチってアンティーク?
すべて廃材を使っているのでほぼ0円
ツーバイフォーは2~30年放置されたもの
杉柱にいたってはたしか昔実家に立っていた納屋を解体したときのもの
まだ残っている納屋に、昭和34年とか書かれているので、60年近く前のものかも?!
アンティーク調木製ベンチをつくってみた
長めのベンチがリビングに欲しい
実家の台所リビングの食器棚沿いに、腰掛け用の椅子があるのだが、
- 食器棚の引き出しが開かない
- 複数人座るときもあるので、もう少し長めのベンチがほしい
- そもそもこの椅子も、近くの机で使う
ということから、木製ベンチをつくってみた
例のごとく、廃材から作ったのでほぼ0円
材料が古い(数十年前)ので、ある意味アンティーク?
寸法など
ベンチの寸法は下図のとおり
ベンチを作るうえで
- 人ひとり寝ころべる大きさ
- こどもが乗って飛び跳ねるので重く頑丈に
- 座面にビスがでないように(その他のビスも見えにくく)
を考えた
感想、使用してみて
設置すると、さっそく子供が乗って遊んだり、座板の隙間をつかっておもちゃを落としたりして遊んでいた
大人3人が座れる長さで、カバンなどの一時置き場にもなっているので便利
次回、製作内容を紹介する